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氷霊 リフルの物語。

 川岸を歩いている時のこと・・・ リフル:そういえばなんであんたたちはこの世界に来たんだ? 紺零:えー、それはディストがうっかりしてたから・・・ ディスト:簡単に言うと襲われたせいだ。こいつの護衛が終わって次の仕事を探していたら、      俺のところに逃げ込んできて、殺されそうになってこの世界に来たわけだ。 紺零:でもあれは、ディストが制御装置を壊したから・・・ ディスト:そうしないと俺もお前も死んでいたぞ。 紺零:むぅ・・・ リフル:なるほどね。やむなく来たってわけだ。 ディスト:とりあえずかえり方がわかればおれは帰りたいんだがな。 紺零:私はあいつらさえいないならここでもいいんだけどね〜。    まぁ、簡単に次元移動できるわけないしねぇ。 ディスト:そういえば、リフルさん、あんたは次元移動できるようだが・・・ リフル:うん。だけど、あんたたちはたぶん帰ると死ぬだろうな。     とりあえず今日はどこか休める場所に行ったほうがいいと思うが。     あんたたちはなかなかおもしろそうだしな。 ディスト:まじか。 紺零:うふふ〜。でしょ〜。 リフル:とりあえず、あんたたちの物語をみてやるよ。  なぜか笑いながら氷霊は言ったが、二人にはなぜか心地よくかんじた。 そしてこの物語・・・どう転ぶか分からない、その氷霊も知らないはずの物語が、 うまくいくだろうという感じがした。 ディスト:そうだな、さっさと終わらせてかえるか。 紺零:(私はやつらを懲らしめるまで終われない・・・・) ふと眼を先に向けると、湖が見えてきて、そこに人間の住まいらしきものが見えた。 リフル:そろそろ着くぞ。ほら、村だ。今はそこで休んでいたほうがいい。     たとえどんな感情を持っていても、な。 紺零:・・・・(こいつ、きづいてる・・・?) リフル:私が借りている家があるからそこに泊っていきな。ここだ。     村からは少し離れているが、そっちのほうがいいだろう。     食い物はあたいが取ってくるから少しやすみな。 紺零:はいは〜い。 ディスト:お言葉に甘えさせていただくとするか。 そう言って二人は家に入っていった。 一方の氷霊は川へ向かっていた。 リフル:さて、魚でも捕るかな。パーフェクト・プリズン! 川の一部が静止し、そのあとには泳いでいた魚が・・・・ リフル:凍らせたものはいずれとける・・・このくらいか・・・あとは調理するだけだな・・・ そう言って家のほうに向かいだしたとたん川の流れが再び動き始めた。 to be continue. 戻る